造語について

水原秋桜子(「俳句観賞辞典」)

  俳句は言葉の使い方が窮屈になるので、いろいろ工夫して造語を使ったりします。

虫時雨銀河いよいよ撓んだり    たかし
案山子翁あち見こち見や芋嵐     青畝
下線部は造語です。