不易流行
作成者:Web Master 作成日:火, 06/28/2016 - 05:54
<p><strong><strong>「師の風雅に万代不易有。一時の変化あり。この二つに究り、その基一つ也。」</strong></strong>(服部土芳著「赤冊子」)<br />
芭蕉のいう俳諧に、「万代不易」の姿のものと、「一時の変化」の姿のものがあります。<br />
師の俳諧は結局、この二つにつきますが、その根本は一つのものなのです。<br />
解説:<br />
「不易流行」論としても有名な言葉です。「おくのほそ道」の旅の途中に説かれ、<br />
元禄二年(1689年)の冬に主として発句についていわれた文学理念をいいます。</p>
<p> (石寒太「芭蕉の言葉に学ぶ 俳句のつくり方」)</p>