不易流行

<p><strong><strong>「師の風雅に万代不易有。一時の変化あり。この二つに究り、その基一つ也。」</strong></strong>(服部土芳著「赤冊子」)<br />
    芭蕉のいう俳諧に、「万代不易」の姿のものと、「一時の変化」の姿のものがあります。<br />
    師の俳諧は結局、この二つにつきますが、その根本は一つのものなのです。<br />
    解説:<br />
       「不易流行」論としても有名な言葉です。「おくのほそ道」の旅の途中に説かれ、<br />
       元禄二年(1689年)の冬に主として発句についていわれた文学理念をいいます。</p>

<p>                     (石寒太「芭蕉の言葉に学ぶ 俳句のつくり方」)</p>