初心の句

「俳諧は三尺(さんせき)の童(わらべ)にさせよ。初心の句こそたのもしけれ」(服部土芳「赤冊子」)
    俳諧は純粋で無垢な幼い子供にさせた方がよい。初心者はなんら巧むところがなく
    素直に表現し、それがかえって本質をとらえるから頼もしい。
    子供の例句:
       天国はもう秋ですかお父さん(小学生の作品)

     (石寒太「芭蕉の言葉に学ぶ 俳句のつくり方」)